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【Q&A】「事業化を引き寄せる5分ピッチのポイント」での質問について

2月2日に開催しましたBeyond Next Venturesとの共催によるセミナーでは、100名を超える聴講者の皆様からチャットにて多数のご質問・コメントをいただき、誠にありがとうございました。

当日の回答内容(抜粋)と、時間内に回答しきれませんでしたご質問について、回答を公開させていただきます。なお、補足も含め記載させていただいております。

[ご質問]
投資家が興味を持たれるポイントは何ですか?

[回答]
何よりもまずは創業者自身とその考え方 だと思います。次に、そのプロジェクトやメンバーの方、テーマのユニークな点が何であるのかは重要です。解決したい課題がこれまでだれも気が付かなかったようなユニークな課題であるのであれば、それを投資家に伝えるのが良いです。もしくは既存の課題を自分たちだからこそ解決できるのであれば、その課題に対するソリューションやチームについてお話するのが良いです。

[ご質問]
投資家が投資をする目的は何なのですか?金銭的なリターンですか?それとも社会的な貢献ですか?

[回答]
投資家と呼ばれるお金の出し手は多く存在します。ベンチャーキャピタルだけでなく、個人投資家、エンジェル、銀行などもいます。ベンチャーキャピタルにおいては、ポケットマネーで投資をしているのではなく、ファンドとして調達した資金を基に投資を行っている。ついては、お預かりしている資金を出資者様にお返しする必要があり、ベンチャーキャピタルという業種の特性上、どれだけの熱意があっても、リターンが見込めないと投資を行うことはできません。よって、ご質問への回答は、金銭的なリターンと社会的な貢献の両方となります。

研究開発型ベンチャー起業においては社会的貢献も事業性の一部であるということも言えると思います。

[ご質問]
このような事業計画を自分では作れない場合、どうすれば良いですか?

[回答]
ある程度は自身で頑張って作るというのがまずは前提となります。その一方で、最初から高い完成度のものが作れずとも、どんな課題を解決するか、何がソリューションになるか、自分は何をビジネスとして提供したいのか、というようなキーとなるポイントがしっかり整理されていることが重要です。投資家に話をした際にいただくフィードバックも参考になると思います。またアクセラレーションプラットフォームBRAVEでは、事業計画作りのポイントや専門家からのメンタリングを通じて、実践的な支援を提供しています。全てを自分だけでやる必要はないので、想いなどのコアな部分を固めて、周囲に協力を依頼するといいと思います。

GAUDIにおいては、専門の投資家に価値を理解いただき、投資家の興味を喚起するための支援を行っております。

[ご質問]
よそのVCさんが投資されていますか?と聞かれて、いえ未だですと答えると、話が終わることがあります。VCは他社の評価を気にするものですか?

[回答]
あるVCが投資したということは、優れたチーム・ビジネスであると評価されたことの証左であり、他の投資家からも加点ポイントになります。一方で、VCによって投資方針や注力領域が異なるため、例えば、ターゲットとしているフェーズが合わない場合等では、シーズや事業そのものの良し悪しに関わらず、投資方針に合致しないとの理由で出資にいたらないケースもあります。つきましては、今後対面されるVCの投資方針や判断基準と、ご自身の提案内容が合致しているかを直接質問されるのが良いかと思います。

[ご質問]
やはり投資家をワクワクさせることが大事かと思いますが、興味は人によって異なると思いますので、根気よく投資家パートナーを見つけることが必要だと思いますが、いかがでしょうか。

[回答]
仰る通りで投資家によってそれぞれ考えや興味が異なります。単に資金の出し手を求めるというよりは、自分たちがやっていることに共感してもらい、一緒にやってくれる人を探すメンタリティーで臨むのが良いのではないかと思います。

[ご質問]
GAUDIさんとビヨンドさん両方に、事業化の支援をお願いすることはできますか?

[回答]
もちろんです。ぜひご検討をお願いいたします。Beyond Next Ventures では、アクセラレーションプログラム BRAVE において、研究成果の実用化を力強く支援しています。

GAUDIでは順天堂大学内の各ARO機能が密に連携するだけでなく、Beyond Next Venturesさんのような外部の研究開発実用化支援を行う諸機関とも連携し、個別シーズに対する実用化支援を行っています。

[ご質問]
投資家との次のアポを取れるようにするため、ズバリ、スライド作りの際のポイントを教えてください。

[回答]
ビジネスモデルや現在のスライドの完成度によって異なってくるかとは存じますが、必要な要素を過不足なく含む構成にすること、1枚あたりの情報量を適切に保つこと、詳細はAppendix等を活用することは、多くのスライド作りにとって有用だと考えています。

[ご質問]
魅力あるプレゼン能力は、どのようにすれば身につきますか?

[回答]
プレゼンテーション能力の中でも、話すという要素について回答いたします。声の大きさ、スピード、端的に話す、練習するといった技術的な工夫は多くの優れたメソッドが公開されていますので、そちらに譲ります。強いてお伝えするのであれば、何がしたいか、その理由をご自身の言葉でお伝えすることかと思います。投資家に支援したいと思っていただくことが大事かと思います。

[ご質問]
本日のプレゼンの極意は、AMED申請にも応用出来ると感じましたが、投資家へのプレゼンとAMED等へのプレゼンにおいて、気をつける点などありますか?

[回答]
ある課題や、テーマに対して資金を出すという観点では、投資家も、公的機関、行政機関も同じであり、伝えるべき要素を見極めることは共通して有用だと思います。

[ご質問]
大学発の技術、ベンチャー事業の導入や支援に関わっているため、最新のコロナパンデミック下での投資環境、資金獲得に関する留意事項などを知りたいです。

[回答]
資金調達環境は日々変化しており、また、個別の会社様においても事情が異なるため一概にはこうだと申し上げることは難しいです。ただ、変化の激しい時代であるため、それに併せて新しいビジネスチャンスが生まれ、投資家の注目領域も変化していくものと思われます。そのため、以前よりも時勢を見極める必要性が高まると考えています。

個別のご質問等に関してましては、随時GAUDI事務局でも受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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順天堂大学GAUDI事務局
TEL:03-3813-5017(直通)
E-mail:gaudi-office「@」juntendo.ac.jp

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